こんばんは、小寺です。
先週のアップデートですが、Amazon QuickSightで変更などのコントロールの非同期処理が可能になりました。
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/07/amazon-quicksight-controls-performance/
アップデート内容
Amazon QuickSightでの権限の違い覚えていますか?
まずユーザを管理するには、メールアドレスを使用した管理、AWS IAM Identity Center、Active Directoryの3種類が利用可能です。IAM Identity Center または Active Directoryを使っている場合、割り当てるロールにマッピングされているグループに対してユーザーのロールを追加または削除することで、ユーザーのロールを変更できます。
権限の種類は以下の通りです。
・管理者 (Admin)
・作成者 (Author)
・閲覧者 (Reader)
アップデートの内容は、閲覧者(Reader権限)でコントロールを変更するたびに、関連するすべてのコントロールがリロードされるまで待つ必要がありました。
コントロールというのは、パラメータコントロールと呼ばれ、データの可視化をするのにデータの絞りこみをしてくれるものです。
以下の種類に分かれています。サンプルです。
・テキストフィールド
テキストフィールドでは、独自の値を入力できます。テキストフィールドは数字とテキスト (文字列) で動作します。
・テキストフィールド – 複数行
複数行のテキストフィールドでは、独自の値を入力できます。このオプションを使用すると、パラメータコントロールに入力する値を、改行、カンマ、パイプ (|)、セミコロンで区切ることができます。テキストフィールドは数字とテキスト (文字列) で動作します。
・ドロップダウン
単一の値を選択するためのドロップダウンリストコントロール リストコントロールは数字とテキスト (文字列) で動作します。
・ドロップダウンの複数選択
複数の値を選択するためのリストコントロール リストコントロールは数字とテキスト (文字列) で動作します。
・リスト
単一の値を選択するためのリストコントロール リストコントロールは数字とテキスト (文字列) で動作します。
・リスト – 複数選択
複数の値を選択するためのリストコントロール リストコントロールは数字とテキスト (文字列) で動作します。
・Slider
スライダーを使用すると、コントロールをバーの一端から別の端にスライドすることで数値を選択できます。スライダーは数字で動作します。
・Date-picker (日付選択ツール)
日付選択ツールを使用すると、カレンダーコントロールから日付を選択できます。日付選択コントロールを追加することを選択すると、コントロール内の日付の書式設定方法をカスタマイズできます。これを行うために、[Date format] で、Amazon での日付形式のカスタマイズ QuickSightで 説明するトークンを使用する日付の書式を入力します。
なかなか気づかないですよね。。本アップデートにより読み込み処理がバックグラウンドで実行されるようになったとのことです。
アップデートのメリット
コントロールを展開したタイミングでデータのロードはされています。バックグラウンドで処理されるようになり、ユーザの操作としてコントロールを待つ必要がなくなり、パフォーマンスが向上したといえるかと思います。
アップデート前とパフォーマンスが比較できないのですが、所感、体感値として操作性が向上した気分になりました。
SunnyCloudでは、Amazon QuickSightの「サービスデリバリープログラム」認定を日本国内で初めて取得しました。(こちらの記事をご参照ください)
このサービスデリバリープログラムの認定は、株式会社アイディーエスが提供しているAWS導入支援サービスである「サニークラウド(Sunny Cloud)」において、AWSのデータ分析サービスである「Amazon QuickSight」の導入実績や技術力が評価されたもので、日本のAWSパートナーネットワーク(以下、APN)のコンサルティングパートナーとしては初めての認定取得です。
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