クラウド移行ソリューション
クラウドの移行には様々な方式が存在します。
クラウドの良さは「すぐに使える」「後から変更ができる」「料金はかかった分だけ」ではあるものの、
望ましくない移行方式をとった場合、想定外のコスト発生や、システム上の制約を受けることがあります。
当社では、お客様のシステムの将来性、性能要件、かけられるコストなどに応じて、単一システムのクラウド移行から、
データーセンター全体の廃止計画立案まで、様々なクラウド移行ニーズにお答えします。
対応できるニーズ例
- ハードウェアの保守切れ対応、システムの延命のために、クラウドに移行したい
- データーセンターコストが高額なため、クラウド移行を検討したい
- ミドルウェアのEOL/EOS等に合わせて、最適なクラウド移行計画をたてたい
主な移行方式と特徴
- 既存の環境をそのままAWSに素早く移行したい。
- ミドルウェアの問題等で、既存の環境を一から構築するのが困難な状況
- サービス利用に係る初期作業(アカウントの発行/移管)も全て無料です。
Cloudendureや、AWS DMSを利用して、オンプレミス環境からAWSに移行します。
最短2週間から1ヶ月程度の期間でシステム移行を実現できるため、何らかの事情で時間的余裕が無い場合等でも対応可能です。
- クラウド移行に合わせて、クラウド利用の価値を最大化できるようクラウドに最適化したい
仮想サーバー(EC2)上にシステムを移行するだけではなく、冗長化、フルマネージドのデータベース・サーバーの利用など、今後継続的にシステムを利用する上で最適なクラウドアーキテクチャへの移行を実施します。
アプリケーションにも一部変更が入るため、既存アプリケーションベンダーとの調整が必要となる場合があります。
リプレース
- アプリケーションのアーキテクチャそのものから見直しを行い、マイクロサービスをベースとしたサーバーレス
アーキテクチャや、コンテナ活用など、根本的な改善に取り組み、今後のビジネス変化に耐えうるシステムへの変革を目指します。
移行方式検討・クラウド移行アセスメント
クラウド移行アセスメント
データセンターの廃止を見据え、既存システムのリストをもとに、長期的なクラウド移行プランを立案します。システムの継続利用度、EOL/EOSのタイミング、ハードウェア保守切れのタイミング、移行の技術的難易度、関係者の協力可能性等をもとに評価し、長期的な移行計画の立案を行います。
- 対象の洗い出し
- 移行難易度の調査
- 移行TOC(ROI)の算出
- 移行方針/対象の決定
- 移行手法の決定
- 移行後の運用要件決定(監視/バックアップ/性能要件等)
- 上記に基づくAWS設計
- AWS環境の構築
- AWSへの移行作業
- 環境稼働テスト
- 運用試験
- 自動監視
- 24時間365日の有人監視
- リソースレポート
- クラウド最適化チューニング
01から04について、対象となるシステムの数や、基盤OS(Windows/Linux/その他)や連携システムの数やネットワーク構成等に応じて最適な手法でクラウド移行を実現します。
弊社の特徴
AWS Well-Architectd Patner Program認定で、最適なクラウドアーキテクチャを提案可能
当社は、AWSのWell-Architectedパートナープログラムに認定されており、お客様の環境設計、移行作業等についてベストプラクティスに基づいた上で、ビジネスやお客様ニーズに合わせた作業のご提案が可能です。
AWS Well Architected パートナープログラムについては、こちらをご参照下さい。
https://aws.amazon.com/jp/partners/programs/well-architected/
システム開発/アプリケーション領域も対応可能
当社は、AWS専業のシステムインテグレーターとして、10年以上に渡って数多くのシステムのクラウド移行をご支援させていただいており、通常のAWSパートナーでは対応が困難なアプリケーション領域に関してもご支援をさせていただきます。アプリケーション開発ベンダーが保守切れとともにいなくなってしまった、現状社内でアプリケーションのことがわかるメンバーがいないなど、システムは利用せざるを得ないものも打ち手が限られている場合においてもご相談ください。
AWS リセールサービス(Sunny Pay)のご活用で、AWS利用料金が一律5%のコスト削減可能
当社の無料リセールサービスである「Sunny Pay Light」をご利用いただくことで、AWS利用料金が一律5%安くなります。また、円建て/請求書払いが可能であるため、AWS利用にあたっての手続きが簡単に、また、お得になります。
SunnyPayに関する詳細は、こちらをご参照下さい。
サービス事例01
課題
- WebサーバにはMobavleTypeがインストールされており(DBあり)、コンテンツ生成による静的コンテンツを配信
- 画像データが多く、サーバー容量を圧迫
- ユーザに対するWebサーバのレスポンスが悪化しており、ユーザからのクレームが発生
提供した解決手段
- ハードウェア故障によるサーバー停止リスクが高い状態であったため、Lift&Shift方式により早急な環境移行を実現
- 移行後にクラウド最適化を図り、レスポンスの向上、冗長性の確保を実現
サービス事例02
課題
- Linux/Windows等複数のOSが存在し、また、ハードウェア保守だけではなくアプリケーション保守が切れているシステムが散見された。
- システムのリニューアル検討も行ったが、縮小方向のビジネスに関するシステムであったため追加投資は行わず、安定的な運用のみを重視した移行が要望としてあがっていた。
提供した解決手段
- CloudEndureを活用することで、様々なOS環境を短期間(15システムで3か月)で移行実現
- ソースコードベースでアプリケーションを解析し、アプリケーション保守をSunnyCloudが引き取ることで、万が一のアプリ障害発生時にも調査が可能な体制を構築。
- 運用監視のコストは最小限にしたいというご要望から、監視~プロセスの再起動までを自動化し、安定運用を実現
※ CloudEndureについては、コチラをご参照ください。