ソリューション概要
データの集約・分析・可視化は、あらゆる企業のデジタルトランスフォーメーションのはじめの一歩として取り組みがなされています。しかしながら、分析に必要なデータは通常複数のシステム(SFA、CRM、基幹システム等)に分散しており、その集約作業、データ結合作業(正規化)、可視化においては、多大な負荷やライセンスコストが発生するものでした。
また、オンプレミス環境でデータ基盤を整えようとした場合、増え続けるデータの蓄積だけではなく、あらゆるシステムとの結合性の確保、肥大化するデータウェアハウスのパフォーマンス維持、データ利用者増加に伴う分析ツールのライセンス費用増加など、様々な問題が発生していました。
SunnyCloudのデータ基盤・分析ソリューションは、クラウドの特性を活かし、低コストで拡張性の高いデータレイクの実現、自動化されたデータ正規化、フルマネージドのデータウェアハウス、低コストで使いやすい可視化基盤の提供を実現し、あらゆるお客様のデジタルトランスフォーメーション推進をご支援いたします。
AWSアーキテクチャ概要
- AmazonS3により大容量データを低コストで蓄積可能
- AWS GlueやEMRにより前処理(整形)が必要なデータを処理してS3に再格納可能
- DWHであるAmazon Redshiftにデータを格納し、様々な分析ツールからのアクセスを可能に
- S3上にあるデータは、Athenaを活用することで直接分析(SQL発行)が可能
- Amazon QuickSightを利用することで、Amazon RedshiftやRDSに加えて、Excelや各種SaaSサービスが持つデータの可視化が可能
Amazon QuickSightの特徴
- AWSの提供するフルマネージドBIサービスで、インフラ管理が不要。運用の手間やデータ量は、実質的に上限を気にせず利用可能。
- 高速SPICEエンジンにより、大量データを高速で分析可能
- AWSの様々なデータベースサービスとシームレスに接続。統合的なデータ分析基盤をAWS上でワンストップで構築できます。
- 大量ユーザに有利な価格体系、1ユーザ、最大1か月5ドル(最小0.3ドル)で利用可能
- 様々なアプリケーションにデータ配信することが可能
- ノンエンジニアでもデータ分析可能。
- AIや機械学習サービスと組み合わせることで、新たなインサイトを得ることが出来ます。
- 自社のWebサービス内への組み込みや、様々なシステムの可視化が可能です。
SunnyCloudのAmazon QuickSight関連サービス
- Amazon QuickSightを利用したデータ可視化支援(Amazon QuickSightの初期設定、接続設定、データセット・分析作成支援)
- 管理者様/エンドユーザ様へのAmazon QuickSight利用教育
- 各種SaaSサービス内への埋め込み、可視化支援
関連する導入事例
株式会社小泉様
小泉グループでは、積極的なAWS活用を進めています。その中でも、Amazon QuickSightを利用したデータ可視化は、短期間・低コストで当社のDXを進めた良い事例となっています。
小泉様導入事例
ソフトウェアメーカー様
これまではExcelで複雑な集計を行っており、工数がかかる上に間違いも多く、信頼できない情報が多く社内流通していました。今は、Slackを通じ、いつでも必要な情報が取得できるようになりました。