サニークラウドは、2021年9月15日に、「AWSを活用したディザスタリカバリ対策 専用線接続(AWS Direct Connect)による 高速かつセキュアな接続 」 ウェビナーを アイテック阪急阪神株式会社 (以下、アイテック阪急阪神)と共催いたしました。
AWS導入後の万が一に備え、「ディザスタリカバリ対策」、「安全な専用線接続」、「AWS起因の事故に対する保険」についてお伝えしました。
当日の様子やセッション内容、また、次回のセミナー企画についてご紹介いたします。
開催結果
当初は100名の参加枠で申し込みを受け付けておりましたが、最終的に46名の方に事前エントリー頂きました。エントリーに対する参加率は65.2%です。
セッション内容
続いて、配信したセッションの登壇者と概要を紹介します。
<登壇者> (敬称略)
第1部:小寺 加奈子 : サニークラウド(株式会社アイディーエス)
第2部:藤原 智 : アイテック阪急阪神株式会社 マルチメディア事業本部 第3営業部
第3部:齊藤 拓実 :東京海上日動火災保険株式会社 情報産業部ICT室
<内容>
第1部 災害対策を成功させる秘訣 (株式会社アイディーエス)
サニークラウドからは、災害対策を成功させるためのステップに応じたプランニングとテストの実施の必要性について、お伝えしました。
まずは、プロジェクトでシステム要件に応じたプランを作ってみましょう。
RTO(Recovery Time Objective: 目標復旧時間):事象が発生してから復旧するまでの目標時間
RPO(Recovery Point Objective: 目標復旧時点):データを失ってもよい時間幅
考え方はシンプルなやり方からはじめて、徐々に高度にです。定期的な計画と復旧のシナリオもアップデートし、テストをして確認も行っていくと良いです。
AWSリセール(請求代行)サービスSunny Payでは、2021年8月より無償でクラウド保険をご提供させていただいております。今回は「災害対策」のテーマで講演させていただきましたが、お客さまが安心してAWSを利用するヒントとなれば幸いです。
第2部 AWS専用線接続サービス i-TECクラウドコネクトのご紹介 (アイテック阪急阪神株式会社)
「AWSを高速かつセキュアに使うためには」と題し、前半部分ではAWSの専用線接続サービスDirect Connectについて、ご説明いただきました。Direct Connectへの接続には、足回り回線と、AWSルータまでの接続が必要となります。足回り回線は回線キャリアから調達します。(パートナーも提供していることが多い) AWSルータまでの接続は、パートナーに任せることで、簡単に接続ができます。
後半パートでは、「i-TECクラウドコネクトとは」と題し、 「i-TECクラウドコネクト 」の特徴や強みについてお話をいただきました。
強みの一つは、ネットワーク内の回線・機器設備はすべて冗長化されており単一障害点がなく、しかも低コストでご利用が可能です。さらに、マルチクラウド&アイテック阪急阪神のサービスが利用可能です。
第3部 万が一に備えるAWSインフラ保険 ( 東京海上日動火災保険株式会社)
東京海上日動火災保険株式会社、齊藤様よりSunnyCloud(株式会社アイディーエス)がご提供しているAWSリセールサービス(Sunny Pay)に無償付帯する「AWSユーザー向けクラウドトータルアシスト」の概要をご説明いただきました。
補償対象の一部(例)をご紹介させていただきます。
- セキュリティ事故(障害)に関して法律上の賠償責任を被ることによる損害補償
- セキュリティ事故(障害)に関して支出する弁護士報酬
- セキュリティ事故(障害)発生時の各種対応/再発防止に関する外部委託費用
各種損害の補償だけではなく、事故発生時に専門業者を紹介いただくことも可能です。
【次回予告!11/4(水)オンライン開催】
次回ウェビナーについては、以下の通り開催いたします。