こんにちは、小寺です。
Amazon QuickSightのテーブルで複数フィールドの並び替えができるようになりました。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/05/amazon-quicksight-multi-column-sorting-tables/

アップデート内容

アップデートにより、テーブルビジュアルでの複数フィールドのソートができるようになりました。テーブルの列ヘッダーのフィールドごとに、または [並べ替え] ビジュアル ツールを使用して、テーブル内の値を並べ替えることができます。1 つのテーブルで最大 10 列を並べ替えることができます。

従来もAmazon QuickSight のテーブルビジュアルで、分析およびダッシュボードで列の値によるソートは対応していました。複雑なソートをしようとすると、計算フィールド等が必要になっていたので、便利になるのではと思います！

確認してみる

テーブルビジュアルを選ぶと、並べ替えビジュアル アイコン「Sort Visual」が表示されるようになっています。

該当のアイコンをクリックしてみると「ソート基準」にはテーブルビジュアルのヘッダーが表示されます。並び順は「昇順」、「降順」の2つから選ぶことができます。

ソート基準「married」で「昇順」でソートしてみます。

問題なくソート完了です。

複数のソート条件を追加します。

複数のヘッダーでソートが完了しました。2つのヘッダーを指定しましたが、最初に条件に指定する「ヘッダー」が優先してソートされる仕様のようです。

さらに、非表示のフィールドのソートにも対応することができます。

まとめ

今日は、 テーブルビジュアルでの複数フィールドのソートができるアップデートがあったので早速試してみました。今まで複数フィールドソートは計算フィールドを作らないといけない、大変さがありましたが、コンソールからでも簡単に操作できるようになりました。活用していきたいと思います！

SunnyCloudでは、Amazon QuickSightの「サービスデリバリープログラム」認定を日本国内で初めて取得しました。（こちらの記事をご参照ください）

このサービスデリバリープログラムの認定は、株式会社アイディーエスが提供しているAWS導入支援サービスである「サニークラウド（Sunny Cloud）」において、AWSのデータ分析サービスである「Amazon QuickSight」の導入実績や技術力が評価されたもので、日本のAWSパートナーネットワーク（以下、APN）のコンサルティングパートナーとしては初めての認定取得です。

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