こんばんは、小寺です。
週刊生成AI with AWSからアップデートについてまとめていただけるの嬉しいですよね。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/weekly-genai-20240506/
その中でも、Amazon Bedrock Studioがプレビュー利用できるようになったので、どのように活用していくのかポイントをお伝えしてみたいと思います。
Amazon Bedrock Studioとは
開発者が共同作業して生成 AI アプリケーションを構築するための簡単なSSO 対応 Web インターフェイスと定義されています。IAM Identity Centerを前提として、専用の Web アプリケーション(IAM Identity Center アプリケーション)として一部の機能が利用できるように提供されたものとして捉えるのが正しいかと思います。
同じOrganizationsの環境内で、生成 AI アプリを構築、評価、共有できます。
機能は2つ提供されています。Explore と Build です。
Explore はプレイグラウンドで、Build はアプリケーション作成機能 です。作ったアプリケーションを共有することができます。
どのようなメリットがある?
構築手順などは宇宙のスピードの他ブログで確認できるので本記事では割愛させていただきます・・。最初、他の方が試されている「Blueskyワークスペース」の表示がされずに焦りました。
日本語 だとプレビュー表示がされなかったのですが、英語にすれば、プレビューの表記が確認できます!
メリットとしては、簡単にエージェント、ナレッジベース、ガードレールなど一部の機能の自動デプロイにより簡単に試すことができる点にあると思います。
プロジェクトを作成し、同じ組織内でアプリケーションとインサイトを共有し、Pocしている内容のフィードバックを受けて、改善を早く行うことができるのが良いですね。 Bedrock Studio のプロジェクトでは、IAM Identity Center経由でセキュリティも担保されているので、承認されたメンバーのみがプロジェクト内のアプリやリソースにアクセスできるよう決まったアクセス制御がかけられるのもメリットの一つです。
もちろんマネージドサービスなので、基盤となるコンピューティング インフラストラクチャやストレージ インフラストラクチャについて拡張性などの管理などが不要に開発がすすめられます。
気になる料金
Bedrock Studioは無償で利用できます。もちろん、Bedrockは従量課金でFM への API 呼び出しやナレッジベースの料金はかかります。
上記記載がオフィシャルにはあります・・ただ、気を付けたいのがBedrock Studioと一緒にDataZoneもしくはOpenSearch Serverlessの料金が発生する場合があるので、利用料の正確な把握が必要そうですね。