こんにちは、小寺です。
Amazon CloudWatch インターネットモニターのコンソール ダッシュボードに IPv4 プレフィックスが表示されるようになりました。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/05/ip-prefix-visibility-amazon-cloudwatch-internet-monitor-console/
CloudWatch インターネットモニターとは
Amazon CloudWatch インターネットモニターは AWS re:Invent 2022 でプレビューリリースされたサービスです。
AWSが収集しているインターネットのパフォーマンスに関する情報をCloudWatchのダッシュボードで可視化することができます。
アプリケーションエンドポイントの影響を特定することが可能になり、問題が発生している場所や課題の真因に辿りつくのが早くなります。
先月2024年4月のアップデートでは、マネジメントコンソールで CloudWatch インターネットモニターで「 Weather Map」なるものが提供されています。
アップデートの嬉しいこと
アップデートでは、マネジメントコンソールのダッシュボードにIPv4 プレフィックスが表示されるようになりました。 インターネットモニターの画面からドリルダウンを行い、データの検索およびフィルタリングができます。インターネット トラフィックのヘルスイベントがアプリケーションへどのような影響を与えるのか分かりやすくなります。
インターネットモニターの「トラフィックインサイト」を見てみます。
「トラフィックの最適化の提案」なるものが表示されます。
Umeda,Osakaをドリルダウンして確認してみます。
クライアントが利用しているIPv4 プレフィックスとアドレスが表示されて、把握できるようになっています。
より詳細な情報を得られるようになり、パフォーマンスに関連する問題の切り分けや原因の特定につながるアップデートだなと思います。