こんばんは、小寺です。
AWS Billing Conductorでアカウントスコープのカスタム項目がサポートされました。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/01/aws-billing-conductor-account-scoped-custom-line-items/
アップデート内容
AWS Billing Conductor 請求グループにカスタム項目を作成して、適用できるようになりました。
本アップデートにより、AWS Billing Conductor に登録されている特定のメンバーアカウントに対する料金 (サポート料金など) とクレジットの適用を詳細に確認できるようになっています。
AWS Billing Conductorってどんなサービス?
AWS Billing Conductorとは、特定の割引や追加料金をアカウントにチャージするニーズがあるお客さま向けのサービスです。 AWS Billing Conductor を使うことで、アカウントを論理的にグループ化し、アカウントの請求コンソールおよびコストおよび使用状況レポートに表示される料金を制御し、クレジット、手数料、共有サービスのコストを分配することができます。
確認してみた
AWS Billing Conductorの中に「カスタム明細項目」なるものが追加されていますね。
カスタム明細項目を新規作成してみます。
カスタム明細項目名、説明、請求期間を入力します。
次にカスタマイズする内容を設定します。クレジットを特定のアカウントに割り当ててみました。※請求グループが事前に作成されている必要があります。
料金のタイプでは「固定料金」や「割合料金」を選ぶことができます。
作成したばかりのときはデータが取れていないのですが、クレジットが特定アカウントに固定で出せるのは便利な機能ですね。
例えば事業部ごとに請求を調整したいときなどにACCESSやEXCEL等のツールで加工されている場合に手動オペレーションが削減できそうです。また新たに結果が集計できれば、結果をお伝えしたいと思います。