こんにちは、小寺です。
Amazon RDS for Db2がGAで発表されましたね。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2023/11/amazon-rds-db2/
Amazon RDS for Db2とは
Amazon RDS for Db2ということで、IBMのRDBエンジンであるDb2がRDSで利用可能になりました。
オンプレでDb2を利用していた場合、AWSへ移行するためにはEC2上に構築するか、別のエンジンへの移行を検討する必要がありました。
今回のRDS for Db2の発表で、エンジンを変更することなくマネージドサービスへ移行することができるようになりました。
たった数ステップの作業でマルチ AZ デプロイメントを作成できます。これにより、別のアベイラビリティーゾーンにあるスタンバイ データベース インスタンスにデータが同期的に複製されます。 AWS Database Migration Service (AWS DMS) またはネイティブ Db2 ツールを使用して、セルフマネージド Db2 ワークロードを Amazon RDS に移行できます。
https://aws.amazon.com/rds/db2/
・ライセンスはBYOLのみ
RDS for Db2のライセンスモデルは、RDS for SQL Server(LIのみ。BYOL不可)やRDS for Oracle(LIとBYOL選択可)とは異なり、
BYOLのみとなっていますので要注意です。
・以下の2つのエディションが選択可能
IBM Db2 Standard
IBM Db2 Advanced
・エンジンバージョンは11.5.9.0のみサポート
その他は既存のRDSと特別な機能差は無いように見えました。
なお、インスタンス料金についてはRDS for PostgreSQLと同じ料金帯でGravitonインスタンスは選択不可となっています。
これからAWSへ移行する場合はもちろんの事、すでにEC2上でDb2を稼働させているケースでも、RDSへの移行を検討してみてはいかがでしょうか。