こんばんは。小寺です。
Amazon Lexで任意の確認結果を取得するためのスロットタイプがサポートされました。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2023/08/amazon-lex-confirmation-slot-type/
アップデート内容
開発者がユーザーからの「はい」と「いいえ」の応答を効果的に取得できるようにする、Amazon Lex の確認スロット タイプの一般提供を発表しました。
Amazon Lexは、音声とテキストを使用して、あらゆるアプリケーションに会話型インターフェイスを構築するためのサービスです。
アップデート前は、ユーザーからの確認応答と拒否応答を取得するために開発者が独自にカスタム スロットを作成する必要がありました。
本アップデートにより、使用されるプロンプトに組み込みスロットタイプが直接使用できるようになりました。確認スロットタイプとしては、ユーザー入力の変化を解釈し、それを 4 つの値 (「はい」、「いいえ」、「たぶん」、「わからない」) のいずれかに効果的に解決できます。
開発工数の削減効果が期待されるアップデートです。
確認してみる
(1)Amazon Lexのマネジメントコンソールより、ボットを選び、「スロットタイプの追加」をクリックします。
(2)「スロットを追加」を選びます。
(3) Composite Slot typeに名前を付けます。
(4)新しく追加された「AMAZON.Confirmation」を選びます。
英語でしかまだサポートはされていますが、以下の通り「Yes」、「No」、「Maybe」、「Don’t know」を選ぶことができます。
・Yes: Yeah, Yep, Ok, Sure, I have it, I can agree…
・No: Nope, Negative, Naw, Forget it, I’ll decline, No way…
・Maybe: It’s possible, Perhaps, Sometimes, I might, That could be right…
・Don’t know: Dunno, Unknown, No idea, Not sure about it, Who knows…
まとめ
まだ英語でしか対応がないですが、スロットタイプが増えてできることが増えるのはいいことですね。ますます便利になったなと感じます。