こんばんは、小寺です。
Amazon RDSにストレージ最適化プロセスの指標が表示されるようになりました。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2023/07/amazon-rds-progress-indicator-storage-optimization-process/
アップデート内容
ストレージ最適化プロセスの可視化を目的として、進行状況が確認できるようになりました。ストレージ サイズのスケールアップやストレージ ボリュームの変更など、ストレージ最適化プロセスの進行状況が確認できます。
前提条件として、ストレージ サイズの増加やストレージ ボリューム タイプの変更等を行うと、データベース インスタンスは一度ストレージ最適化状態になります。
次に再度、変更をかけようとしたときには、ストレージの最適化が完了するまで延期されます。
本アップデートにより、進行状況インジケーターを使用すると、進行状況が正確に把握できるようになり、ストレージの最適化が完了するまでの推定時間を把握できるようになります。
試してみた
とりあえず、ストレージサイズの変更を行ってみました。
storage-optimization 状態に変わりました。
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また、ストレージサイズの変更中は変更対応を行うのは、NGな旨メッセージが表示されます。
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通常、ストレージ最適化は数時間で完了しますが、24 時間以上かかる場合もあります。DB インスタンスが storage-optimization 状態の場合、インスタンスは稼働しています。
アプリケーションの可用性には影響しません。DB インスタンスが使用可能な状態になるまで待たなくても、アプリケーションを実行できます。
今回のアップデートでのstorage-optimizationの指標、というのか進捗バーが見れるようになっていますね。何パーセントかは分かるので、オフィシャルアナウンスの推定時間の把握は、今までかかった時間と進捗パーセントから割り出せるよ!?ってことのようです。
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対象のDBエンジン
Amazon RDS for PostgreSQL、MySQL、 MariaDB、 Oracle、SQL Serverの全てのバージョンでサポートされています。
またシングルAZ、マルチAZ、2 の読み取り可能なスタンバイを備えたマルチ AZ デプロイメントの全てに対応しています。
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