みなさん、こんばんは。小寺です。
AWSの料金カテゴリーで「Usage Type」のアップデートがありました。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2023/05/aws-cost-categories-usage-type-dimension/
AWS Cost Categories とは
AWS Cost Categoriesとは、AWS Billing である請求関連のサービスの 1つです。コスト戦略を立案、実行するために有効で、AWS コスト カテゴリを使って、社内用または各部門毎にマッピングできるカスタムルールを作ることができます。
ルールを作ると、ルールに沿ってコストが整理することができます。他のコスト関連のAWS Cost Explorer、AWS Budgets、Cost and Usage Report (CUR)から設定やコスト情報の確認ができます。
アップデート内容
コスト カテゴリ ルールの作成時にディメンション「Usage Type」が利用できるようになりました。
以下と合わせて合計7つのディメンションが利用できます。
・アカウント
・コスト配分タグ
・料金タイプ
・サービス
・コストカテゴリ
・Region
・Cost Category
コストカテゴリは、月初からまたは最大 12 か月間遡って AWSの利用料が確認できます。
確認してみる
(1)Billingの左ペインのメニューより「Costcategories」へアクセスします。
(2) 「コストカテゴリを作成」をクリックします。
(3) コストカテゴリ名を入力し、ルックバック期間に「今月からコストカテゴリのルールを適用」または「直近12か月の指定した月から」が設定できます。
ここでは、2023年5月を選びました。
(4) カテゴリルールを作成します。
ルールタイプは「通常」と「継承された値」の2つから選ぶことができますが、ここでは「通常」を選びました。
ディメンションで「Usage Type」を選びます。
(5) ここでやっと追加になったUsage Typeの確認ができるようになりました。
(6)確認のために「AP-Data Transfer-Out-Bytes」を選んで「次へ」をクリックします。
(7)分割請求の定義ページが表示されます。
今回は特に設定せずに、「コストカテゴリを作成」をクリックします。
(8)最初は処理中ですが、しばらく待つと表示がされるようになります。
ルール設定が1アカウントだけだったので、ルールを複数作っていけばイメージこんな感じです。
対象リージョン
商用リージョンで利用が可能です。