みなさん、こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。re:Inventに参加させていただき、NFLの選手のけがの予防と予測をするための機械学習の活用について、知りました。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/industries/aws-sports-kicks-off-at-reinvent-2022/
NFL と AWS のコラボレーションである Digital Athlete プログラムについて、ヘルメットを装着することの影響と下肢の怪我を研究することでプレーヤーの安全性をどのように改善したかを学び、リーグ、チーム、コーチが障害についてより多くの情報を得られるようになっています。
ヘルメットを装着している影響としては4つのケースに分類することができます。
(1)Automation:自動的に識別
(2)Association:選手への影響度を関連付け
(3)Profiling:複数シーズンのデータをプロファイル
(4)Safety : 安全性をより高めるための改善を行う
AWS高度なコンピューティング機能とスケールを使用して、強制的なヘルメットの影響でゲームイベントを自動的に識別し、これらの影響を複数シーズンにわたってモニタリングします。 NFLとAWSは、試合中に選手の全身ポーズを推定し、複数の同時カメラからのデータを合成してアスリートの完全な動作を取得する技術を開発しています。
カメラで撮影した映像からリスクを判別し、けがのリスクを予測することができます。
実際のスケールアップするAWSのアーキテクチャーです。
また、同時にアイディアを募集するコンテストも開催されました。幅広い専門知識を持つ参加者が参加することにより、どのゲームの状況で選手同士の接触量が増加したかが明確になり、ゲームを改善するためのルール変更を通知できるのではないかということです。
ラスベガスで開催された「AWS re:Invent」カンファレンスで発表されたこのチャレンジコンテストは、データ サイエンス コンテストの主要なプラットフォームである Kaggle がホストする Web サイトにて12月5日から課題を提出できます。
上位入賞者は 3 月に発表され、1 位のエントリーには $50,000 が贈られるとのことです。正式なNFLのアナウンスはこちらから。