みなさん、こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。リザーブドインスタンスの扱いについての2022年12月時点での情報をお伝えします。

Amazon RDS 上の PostgreSQL、MySQL、および MariaDB データベースをM1、M2、M3、R3、および T1 インスタンスで実行されている方向けはこちら

今日は上記対象の方プラスリザーブドインスタンスをご購入されている方向けです。

Amazon RDS for PostgreSQL、MySQL、および MariaDBのインスタンスサポート

AWSから「[要対応] – 2023 年 2 月 3 日までに、M1、M2、M3、R3、および T1 インスタンスで実行されている Amazon RDS 上の PostgreSQL、MySQL、および MariaDB データベースを移行してください」という件名のメールを受け取った方もいらっしゃるかと思います。
Amazon RDS for PostgreSQL、MySQL、および MariaDBをM1、M2、M3、R3、および T1 インスタンスで実行されている場合、サポート期限が「2023年2月6日」です。

https://repost.aws/questions/QUSqEtRfeBSsOkkLW22a1p5g/announcement-deprecation-of-postgre-sql-my-sql-and-maria-db-databases-in-amazon-rds-running-on-m-1-m-2-m-3-r-3-and-t-1-instances

つまり、この環境のまま利用できるのは後、今日2022年12月の下旬時点でわずか1か月半ということになります。

アップグレードを行うにあたっての手順はこちら

リザーブドインスタンスについて今分かっていること

リザーブドインスタンスはそのまま利用できるのか気になりますよね。
M1、M2、M3、R3、または T1 にリザーブドインスタンスを既に購入済の場合、それぞれ M5、R5、または T3 の同じ料金かつ同じ期間以上の新しいリザーブドインスタンスを購入後に古いタイプのリザーブドインスタンスがキャンセルできると該当インスタンスが稼働されている方のルートアカウントあてのメールの案内にはありました。

ここからが要注意です。

この度のインスタンスの廃止に関するリザーブドインスタンス(以下、RI)のキャンセルは 担当部署での確認が必要となりますので、念のため、新規 RI をご購入いただく前に、ご購入予定の内容についてサポートケースを起票して、お知らせいただき、可否確認を行わせていただきます。

つまり、購入後のキャンセルはできない可能性が高いので、先にサポートケース起票を忘れずにお願いいたします。またキャンセルも同じ月でしかできないようなので、ご注意いただければと思います。

担当部署へのサポートケース起票について、具体的な移行のスケジュール(既存 RI のキャンセルの希望日)が必要となりますが、システム上、月を跨いで遡ってのキャンセルができません。
そのため、特に月末付近でキャンセルをご希望の場合、担当部署でのキャンセル実行が翌月にならないよう、時間に余裕をもってご連絡をお願いします。

まとめ

RDS でサポートされている最新のインスタンスタイプの詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドを確認くださいませ→こちら
また今日はRIのキャンセル方法について、2022年12月末時点の情報をお伝えしています。最新情報は該当アカウントあてのメールなどでご確認をお願いします。