みなさん、こんばんは。サニービュー事業部の小寺です。
AWS DMSでスキーマ変換機能が可能になりました。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/11/aws-dms-schema-conversion-feature/

アップデート内容

AWS Database Migration Service (AWS DMS) で、Schema Conversion という新しい機能が出てきました。
本機能の発表前まではスキーマ変換を行う際は、AWS Schema Conversion Tool (AWS SCT) を別途使用する必要がありましたが、本アップデートにより、マネジメントコンソール上で処理が完結するようになりました。
さらにアップデートの内容としては、異なるデータベースに移行する際に、スキーマ、ビュー、ストアドプロシージャ、関数の変換と解析をコンソールから実行でき、自動変換ができない場合は移行の複雑さや、どう変更するべきかを示すガイダンスを提示され、そのガイダンスに従い手動で移行を完了させることができます。

使う際の前提条件

ここでリリース時点での注意事項として考慮しておく必要があるのが、どの移行前(ソース)のデータベースの種類と移行後(ターゲット)のデータベースの種類がサポートされているかです。

・移行前(ソース)データベース
Microsoft SQL Server version 2008 R2 and higher
Oracle version 10.2 and later, 11g and up to 12.2, 18c, and 19c

・移行前(ターゲット)データベース
MySQL version 8.x
PostgreSQL version 14.x

対応リージョン

以下のリージョンでGAになっています。
・米国東部 (バージニア北部)
・米国東部 (オハイオ)
・米国西部 (オレゴン)
・欧州 (アイルランド)
・欧州 (フランクフルト)
・欧州 (ストックホルム)
・アジアパシフィック (シドニー)
・アジアパシフィック (東京)
・アジアパシフィック (シンガポール)