みなさん、こんにちは。今日はクリスマスですね!サニービュー事業部の小寺です。
年の瀬も迫ってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、Amazon RDS 上の PostgreSQL、MySQL、および MariaDB データベースをM1、M2、M3、R3、および T1 インスタンスで実行されている方向けのお知らせです。
Amazon RDS for PostgreSQL、MySQL、および MariaDBのインスタンスサポート
AWSから「[要対応] – 2023 年 2 月 3 日までに、M1、M2、M3、R3、および T1 インスタンスで実行されている Amazon RDS 上の PostgreSQL、MySQL、および MariaDB データベースを移行してください」という件名のメールを受け取った方もいらっしゃるかと思います。
Amazon RDS for PostgreSQL、MySQL、および MariaDBをM1、M2、M3、R3、および T1 インスタンスで実行されている場合、サポート期限が「2023年2月6日」です。
つまり、この環境のまま利用できるのは後、今日2022年12月の下旬時点でわずか1か月半ということになります。
アップグレードを行うにあたっての手順はこちら。
※アップグレードにあたっては、検証含めたスケジュールを立てて実行を進める必要があるので、まだ検討をされていない方は進めていただくことをおすすめします。
対応スケジュール
Amazon RDS で実行されている M1、M2、M3、R3、または T1 インスタンス上のすべての PostgreSQL、MySQL、または MariaDB データベースは、2023 年 2 月 6 日午前 12 時 (UTC) 以降、自動的にアップグレードされます。
※今からアップグレードします!というメール通知などはないのでご注意ください。
どのインスタンスにアップグレードされるのか?気になりますよね。
・M1、M2、M3インスタンスご利用場合:M5インスタンス
・R3インスタンスをご利用の場合:R5インスタンス
・T1インスタンスをご利用の場合:T3インスタンス
気になるリザーブドインスタンスは継続できるの?
リザーブドインスタンスはそのまま利用できるのか気になりますよね。
M1、M2、M3、R3、または T1 にリザーブドインスタンスを既に購入済の場合、それぞれ M5、R5、または T3 の同じ料金かつ同じ期間以上の新しいリザーブドインスタンスを購入後に古いタイプのリザーブドインスタンスがキャンセルできるということです。
キャンセル手順についての情報は現時点では不明です。通常はキャンセルってできないので、基本はサポートケースをあげてもらう想定です。今、試す環境がなく推察で書かせていただいております。
まとめ
M3、R3のMySQLについては以前記事を投稿しましたが、忘れた頃のリマインドでした。RDS でサポートされている最新のインスタンスタイプの詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドを確認くださいませ→こちら。
今までRIについてどうなるのか?不明瞭な点があったので、今回は同じものをアップグレード後に買えばキャンセルできるというメリットは大きそうですね。