みなさん、こんばんは。サニービュー事業部の小寺です。

よくお問い合わせをいただくAmazon RDS for MySQL5.7のサポート期限切れの対応について、本コラムにてお知らせいたします。

Amazon RDS for MySQL 5.7のサポート期限

今後の対応予定はまだ正式に発表されていないですが、よくお問い合わせをいただくので、2022年11月時点の情報としてお伝えいたします。
バージョンアップの計画を立てるときの目安としていただけると幸いです。 Amazon RDS for MySQL では、本日時点で MySQL Community Edition のバージョン 5.7 および 8.0 がサポートされています。

■Amazon RDS for MySQL 5.7サポート終了日
サポート終了日は2023 年 10 月 見込みです。コミュニティ MySQL 5.7 EOL (2023年10月)と同様だと想定されます。

■ MySQL 5.7インスタンスのバージョン 8.0に自動 アップグレードは?
Amazon RDS でデータベースエンジンのメジャーバージョンが廃止される場合、廃止の発表から少なくとも 6 か月の期間が設定されるため、この期間にサポート対象となっているメジャーバージョンへのアップグレードを開始できます。この期間が終了すると、廃止されるバージョンを実行しているインスタンスには、次のメジャーバージョンへの自動アップグレードが適用され、スケジュールされたメンテナンスウィンドウ中にアップグレードされます。

今までの流れからするとメンテナンスウィンドウ中のアップグレード期間が終わると、任意のタイミングで自動アップグレードが行われます。

■ 終了日は確定ではない
AWS社のサポートに問い合わせしたところ、特定のメジャーバージョンまたはマイナーバージョンにセキュリティの問題がある場合には、予定より早く廃止する可能性があるとのことです。そのような状況が発生する見込みがない場合は、Amazon RDS では、データベースエンジンの自動アップグレードを行います。

情報としては対象インスタンスが稼働しているアカウントあてにメールで事前に廃止の通知がされるか、 AWS Health Dashboard への通知もしくはブログで発表がされるとのことです。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-rds-for-mysql-5-6-retirement/