みなさん、こんばんは。新人のRenです。 みなさん、Cloud Quest していますか?今日は継続してハンズオンをクリアした感想をお伝えします!
今日使ったサービスは Amazon EC2 Auto ScalingとELBです。まずはAmazon EC2 Auto Scalingとはどんなサービスなのか簡単にご紹介したいと思います。
Amazon Auto Scalingとは?
Amazon Auto Scalingとは、オートスケーリングは、アプリの負荷を処理するために適切な数のEC2インスタンスを利用可能にします。また、インスタンスの最大数と最小数を設定することもできます。希望の時間にインスタンスを増やしたり、減らしたりする設定も行えます。もしインスタンスに異常が発生しても、代わりの新しいインスタンスを起動することが出来るので、安心です。このような可用性もメリットの一つです。
Auto Scalingクエストの設定
今回のクエストテーマは、ゲーミングカフェでした。課題としては、EC2インスタンスの最大数をコントロールできないことでした。オートスケーリングを利用することで、自動的なスケールアップ・スケールダウンの実現と制限をかけることを目的としていました。制限とは、毎週火曜日の午後8時にサーバーをセットアップし、毎日午前1時にシャットダウンするように設定するといったものでした。
やってみて感じたこと ( Amazon Auto Scaling )
だんだんとAmazon EC2について理解が深まってきました。設定した時間に、設定したスケールに自動で調節できる機能は非常に使いやすいものであると感じました。使っていないときは自動でシャットダウンできるので、コストの削減にもつながると思いました。また、AWSのサービスは全体的に可用性が高いので、使いやすくメリットを感じやすいと思います。実際のビジネス現場のことを考えて作られており、動作を停止しなくても利用できるので嬉しいと思います。機能を知るたびに便利になるのではないかと感じています。
Elastic Load Balancingについて
Elastic Load Balancingは、アプリケーションへのトラフィックを、1 つまたは複数のアベイラビリティーゾーン (AZ) 内の複数のターゲットおよび仮想アプライアンスに自動的に分散します。 です。これによってシステムのボトルネックを見つけて解消したり、アクセスを自動的に分散したりすることができます。サーバーがダウンしたら、そのサーバーへのアクセスを止めて、他に割り振ることも可能です。またヘルスチェック機能があり、ロードバランサーの内側にあるそれぞれのサービスの状態をモニタリングできます。
ELBクエストの設定
今回のテーマは旅行代理店でした。問題は、イベント中にトラフィックの増加とウェブサイトの過負荷によってすべての要求が停止してしまったことです。その時にEC2インスタンスも影響を受け、数時間ほど停止してしまいました。再発防止のために、オートスケーリンググループを作成し、ELBと結びつけることで、高い可用性と弾性を確実にすることにしました。ELBを使うことで、リアルタイムで状態を確認できるので今回のような状況にはぴったりと言えます。
やってみて感じたこと(ELB+Auto Scaling)
オートスケーリングとELBを組み合わせて使うことで、より安心してサービスを利用できると感じました。そこまで複雑な設定はなく、要件定義通りに進めていくことで簡単に設定を行うことが出来ました。また、今回で12個のクエストをすべてクリアすることが出来ました。最終クエストということもあり、どこをどのように変更すればいいのかが分かってきたので、スムーズにゲームを進めることが出来ました。同時にAWSナレッジ獲得ができたという成長も実感できて嬉しかったです。
クエストで学んだAWSサービスのまとめ
クエストを通じて様々なAWSのサービスに触れることが出来ました。具体的には、EC2、VPC、RDS、IAM、DynamoDB、EFS、Auto Scaling、ELBについて学びました。AWSのサービスを利用することで、今まで実現できていなかったことが実現可能になったり、さらに便利にしたいと感じていたことを便利にできたりすることが出来ると知りました。その中でも一番魅力的だった点が、業務を止めずに新しいサービスに移行できること、短い時間でのサービスの移行、データが消える心配がほとんどないことでした。クラウドサービスを利用する中で一番の心配は恐らく「データ管理」の部分だと思います。その点でAWSのサービスは非常に高い可用性と柔軟性、耐久性を兼ね備えているので使いやすく、知るほど便利になると感じました。
クエストを通じて成長したこと、できるようになったこと
クエストを通じてできるようになったことは、状況に応じてAWSのサービスを使い分けることです。例えば、会社の管理者業務を減らしたいと思った場合は、RDSを利用して業務を営業、開発、会計などの部門に分けることで実現することが出来ます。また、最近流行りのゲーミングカフェでEC2インスタンスが故障して業務が続行できないような場合には、EC2とAuto Scalingを組み合わせることで、利用客の人数に合わせてスケールアップ・スケールダウンを行うことが出来ます。団体客の予約が入っている曜日でも時間と曜日を指定することで、サーバーのセットアップとシャットダウンを自動的に行うことが出来るため、使っていない時間のシステム利用を止めることが出来ます。このように、クエストを通じて実際にどのような状況で使われているのか、どのような場面で使うと便利になるのかを学ぶことができ、設定の手順にも触れることが出来ました。クエストをクリアすることで完璧にAWSについて理解することは難しいと思いますが、土台作りと使い方、使う場面を学ぶことで確実に成長できます。初心者でもわかりやすい内容になっているので、AWSについて学びたいと思っている方は是非一度クエストに挑戦してみてください!
今までのCloud Questシリーズをまとめています。
・AWS Cloud Questをやってみた①S3静的ウェブホスティングの構築編→こちら。
・AWS Cloud Questをやってみた②EC2とEC2のサイズ変更編→こちら。
・AWS Cloud Questをやってみた③Pricing CalculatorとVPCピアリング編→こちら。
・AWS Cloud Questをやってみた④RDSとVPC編→こちら。
・AWS Cloud Questをやってみた⑤IAMとDynamo DB編→こちら。
・AWS Cloud Questをやってみた⑥Amazon EFS編→こちら。