みなさん、こんにちは。
お久しぶりです。QuickSight担当のhiroです。
今日はうれしいニュースのお届けです。

先月末からQuickSight の作成者はサインアップの前にQuickSight Qを体験できるようになりました。
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/06/amazon-quicksight-authors-learn-experience-q-signing-up/

Amazon QuickSight Q とは

Q は QuickSight の Enterprise Edition 用の自然言語理解 (NLU) を使って質問の意図が理解できます。機械学習を活用することで、既存のデータがよりアクセスしやすくなり、より価値が高まります。
Q を個人的なビジネスインテリジェンスエンジニアまたはデータアナリストと捉えていただけるとイメージにあっているかと思います。24時間いつでも呼び出しに答えてくれます。「ねぇ、グーグ〇」って感じで呼びかけるのと同じ感覚です(笑)迅速で有意義な結果を返してくれます。

過去記事で紹介させていただだきました。詳細はこちらからご確認くださいませ。

今回のアップデート

QがGAになったのは、2021年9月なので1年と経たずして、QuickSightの作成者は [Q Topics] からQを試してみることができるようになりました。
今まで、Qを使うにはサブスクリプションが必要でした。さらにAWSの請求画面では”OCB Amazon QuickSight Capacity Pricing” と表示されて、クリックすると更に内訳を表示することができますが、”1-day Quicksight Q workshop fees” が表示され、Quicksight Q を有効化するにあたって必要となる Q ワークショップに関する請求の発生もありました・・。

以前、試しに有効化したときは、AWSから以下のメールが届いて、確かにQワークショップのお誘いもいただいていました。


Hello,
I’m reaching out from QuickSight Q team and wanted to see if you needed any help starting your journey with QuickSight Q, our ML powered natural language query capability that empowers your business users to ask questions in simple natural language and get instant answers. We saw that you signed up for a 1-day Data Lab at a cost of $199, and wanted to make sure we got in touch.
We would love to meet with you for 30 minutes and understand your use case more and see if we can help accelerate your journey.


Q TopicsからQを試してみる

早速、試してみます。なお、前提条件としてQuickSightはEnterprise Editionを使う必要があります。
(1) 通常の場合、「サブスクリプションを管理」から「Qアドオンを入手」をクリックして有効化する必要があります。

(2)今回のアップデートにより、作成者権限でログインすれば、左側のナビゲーションで [Topics] をクリックして、Q を試すことができます。

(3)次に、トピックページで「TRY Q」をクリックします。

(4)サンプルトピックから6つを選ぶことができます。
あくまで、利用できるのはサンプルデータのみで、ご自身で準備いただいたデータセットのデータを使うことはできないです。
・製品販売
・マーケティングキャンペーン
・金融サービス
・臨床試験
・学生の入学統計
・AWS コストと使用状況

(5)製品販売を例にとると、質問を入力する検索バーがあることが確認できます。

(6)さらに、検索バーに自由な質問もできますし、質問を入力することもできます。

まとめ

Amazon QuickSight Q がサブスクリプションの利用なしで使えるようになりました。 前提条件としては、Enterprise Editionでの利用や、QuickSight Qが対応しているリージョンのみでの対応です。今は英語のみの対応なので、そのうち日本語にも対応するとよいですね。

SunnyCloudは スケーラブルでサーバーレス、組み込み可能なML(機械学習)ベースのBI(データ分析)サービスであるAmazon QuickSightに関して、日本国内初となるAWSサービスデリバリープログラム(以下:SDP)認定を受けております。

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