みなさん、こんにちは。
サニービュー事業部の小寺です。
Amazon RDS、 とAmazon RDS on AWS Outposts でPostgreSQLメジャーバージョン14をサポートするようになりました。
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/01/amazon-rds-postgresql-14-outposts/
ここで改めて、サポートされるPostgreSQLのバージョン及びアップグレード方法についてもまとめてみたので、ご参考になれば幸いです。
PostgreSQL14の機能について
並列クエリ、同時実行性の高いワークロード、パーティション化されたテーブル、論理レプリケーション、およびバキューム処理に関する性能が改善されています。
新しい機能改善では、実行時間の長いクエリを、クライアントが接続を解除した時点でキャンセルできるようになりました。
また、タイムアウトしたアイドルセッションを閉じることもできます。PostgreSQLの機能
Amazon RDS for PostgresでサポートされているDB
2022年2月時点で、サポートされているのは以下のバージョンです。
・PostgreSQL 9.6(サポート終了予定です。PostgreSQL9.6の終了予定を参照ください)
・PostgreSQL 10
・PostgreSQL 11
・PostgreSQL 12
・PostgreSQL 13
・PostgreSQL 14(※今回サポート対象になりました)
PostgreSQL 9.6の終了予定
・2022年1月18日 00:00:01 UTC (2022年1月18日09:00:01JST) 以降
RDS は、次回のメンテナンスウィンドウで、PostreSQL 9.6 インスタンスをバージョン 12 に自動的にアップグレードします。
・2022年2月22日 00:00:01 UTC (2022年2月22日09:00:01 JST) 以降
RDS は、メンテナンスウィンドウ中であるかどうかに関わらず、残りの PostgreSQL 9.6 インスタンスをバージョン 12 に自動的にアップグレードします。
※アップグレードの通知はないので、要注意です。
もし、まだPostgreSQL 9.6のバージョンのままご利用いただいている場合、バージョン12以降にアップグレードの計画と検証をお急ぎください。
Amazon RDS for PostgreSQLのアップグレード方法
データベースのアップグレードには、いくつか方法があります。停止が必要な方法や不要な方法など前提とする条件も異なります。
それぞれの要件に適した方法でアップグレードを計画しましょう。
・インプレースアップグレード
・スナップショットからのリストア
・pglogical 拡張によるレプリケーション
・AWS Data Migration Service
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