みなさん、こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。

今日はAmazon Lexが待望の日本語対応をしたのでお知らせいたします!
東京リージョンでも使えるようになりました。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-lex-tokyo/

■Amazon Lexとは

Amazon Lex はチャットボット向けの会話型 AIを提供するサービスです。Amazon Lex では、Alexa と同じ会話エンジンを活用して高性能の音声認識および言語理解の機能が備わっているため、新規または既存のアプリケーションに、簡単にチャットボットを作ることができます。 音声をテキストに変換するためのディープラーニングを利用した自動音声認識(ASR)と、テキストの意図を認識する自然言語理解(NLU)機能が提供されています。文字チャットだけではなく、音声入力により、リアルな会話の相互作用を備えたアプリケーションの構築が簡単にできます。

Amazon Lex を使用すると、マルチプラットフォームの開発に要するコストの削減ができます。
モバイルデバイスや複数のチャットサービス (Facebook Messenger、Slackなど) に音声またはテキストのチャットボットを簡単に組み合わせることができます。

■Amazon Lexがサポートする言語

2021年4月2日現在、日本語の他に、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語に対応しています。

https://docs.aws.amazon.com/lex/latest/dg/how-it-works-language.htmlより引用

■どのようなサービスと活用できるか

今回の日本語対応のリリースにより、Amazon ConnectAmazon Pollyと組み合わせ、コンタクトセンターサービスがますます便利に構築できそうです。

まずは、Amazon Connect、Amazon Pollyのサービスについて、簡単に解説します。

・Amazon Connect
AWSが提供するあらゆる規模のビジネスに対応できるコンタクトセンターサービスです。Amazon ConnectはECサイト「Amazon」のコンタクトセンターのために開発されたものです。 Amazon Connect はコンタクトセンターの運用の効率化の手助けとなり、コストを削減することができます。数分でコンタクトセンターをセットアップできます。

ちなみに、Amazonでは、コンタクトセンターの在宅化を推進しているようです。リモートワークが進んでくるにつれてコンタクトセンターも色々なAWSサービスを活用して、今まで以上のサービス提供ができるようになる・・なんてこともありそうですね。

・Amazon Polly
テキスト入力が音声に変換されます。
新しい機械学習アプローチによる音声品質の高度なニューラルテキスト読み上げ (NTTS) サービスで、自然に聞こえるように人間の音声を合成します。女性と男性の声をサポート。

この3つのサービスを組み合わせることで、コンタクトセンターの機能の充実が進みそうです。

例えば、Amazon Lexの自然言語処理を活用した音声チャットボットによる自動予約システムが作れます。
以下の図はホテルの自動予約システムです。

https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/H-02.pdfより引用

全て自動化せずに、オペレータに繋ぐまでに、音声チャットボットで問い合わせの振り分けをするのにもよさそうです。
問合せの振り分けはAmazon ConnectのIVR機能で実現ができます。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
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