みなさん、こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。
Amazon Simple Storage Service(以下、S3)から取得したデータをアプリケーションへ返す前に、独自のコードを追加して、処理ができる「Amazon S3 Object Lambda」が提供開始されました。
■Amazon S3 Object Lambdaとは
既存のアプリケーションと連携してAWS Lambda関数を使用し、Amazon S3から取得するデータを自動的に処理・変換が可能です。LambdaはS3に対するGETリクエストをトリガーに呼び出されるため、既存のアプリケーションコードを変更することなく、利用できます。
想定されている利用パターン例です。
・分析やテスト環境などで個人を特定できる情報を編集
・XMLからJSONへの変換など、データ形式間の変換
・他のサービスまたはデータベースからのデータ拡張
・ダウンロード中のファイルの圧縮または解凍
・オブジェクトを要求したユーザーなど、機密データの画像サイズ変更と透かし入れ
・データにアクセスするためのカスタム承認ルール
■利用料金
AWS Lambdaのリクエストの料金、Amazon S3 Object Lambdaがアプリケーションに返すデータの料金、Lambda関数によって呼び出されるS3リクエストの料金がかかります。
■対応リージョン
大阪リージョン、中国2箇所のリージョン、AWS GovCloud(US)を除いた全てのリージョンで利用ができます。
いかがでしたでしょうか。S3からのレスポンスを加工できるようになり、システムの要件に応じた活用ができそうですね!
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