みなさん、こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。
AWS BackupにおけるAmazon Relational Database Service (Amazon RDS)の継続的なバックアップとポイントインタイムリカバリ(Point-in-Timeリカバリ)のサポートが開始されました。
このアップデートによりAmazon RDS と AWS Backup の間で、バックアップウィンドウ、保持期間、アクセス制御の必要がなくなり、AWS Backup から直接 Amazon RDS インスタンスの時間を指定した特定時点への復元(Point-in-Timeリカバリ)ができるようになりました。
■AWS Backupとは
AWS Backupは、AWSサービス全体でデータのバックアップの集中管理ができるサービスです。
各サービスについて、AWS Backup によるバックアップ対象とするかどうかを、オプトインの画面から選択することができます。
その他にも色々な特徴があります。
・ポリシーベースのバックアップ
バックアッププランとよばれるバックアップポリシーを作成することで、バックアップ要件を定義して、バックアップ対象の AWS リソースに適用できます。
・タグベースのバックアップポリシー
AWSのタグ付けをするだけでバックアッププランを同じタグのAWS リソースに適用できます。タグつけについては、以下の記事を参考にしてください。
・自動バックアップ対応
バックアップの開始時刻、バックアップの頻度、バックアップウィンドウを指定して取得ができます。
※バックアップはスケジュール実行だけでなく、オンデマンドでも取得可能。
・クロスリージョンバックアップ
バックアップルール内でクロスリージョンバックアップを定義できます。
コピー先のリージョンを追加すると、選択した送信先リージョンにもバックアップのコピーが自動で作成されます。
・クロスアカウントのバックアップ
AWS Organizations 内のアカウント全体でバックアップができます。
組織内の決められたAWSアカウントに自動的にコピーが作成されます。
※AWS Organizations と連携し、組織のアカウントのバックアップ状況のモニタリングやバックアップの設定が可能です。
設定にはマスターアカウントの権限が必要なので、ご注意ください。
いかがでしたでしょうか。
Amazon RDSのAWS Backupサポートによって、データベースのバックアップが大幅に簡素化されましたね。
ぜひ、活用してみてください!
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