みなさん、こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。
RDSのスナップショットがリージョン間のコピーに対応したので、お知らせします。
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今までは、RDSのスナップショットをAWS Backupを使ってクロスリージョンコピーする必要がありましたが、この発表により、RDSの機能だけで対応ができるようになりました。
■RDSのスナップショットをクロスリージョンコピーしてみる
(1)RDSからスナップショットを選び、コピーしたいスナップショットを選びます。
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(2)アクションから「スナップショットをコピー」を選びます。
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(3)コピー先リージョンと、スナップショット名を入力します。
「スナップショットをコピー」をクリックするとコピーが始まります。
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(4)(3)のコピーが無事に完了しました。
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■クロスリージョンコピーのときの注意事項
実行するIAMロールにコピー先、コピー元のアクセス権を付与することが必要です。
“Effect”: “Allow”,
https://docs.aws.amazon.com/AmazonRDS/latest/UserGuide/USER_CopySnapshot.html#USER_CopySnapshot.AcrossRegions
“Action”: “rds:CopyDBSnapshot”,
“Resource”: “*”,
“Condition”: {
“StringEquals”: {
“aws:RequestedRegion”: [
“us-east-1”,
“us-east-2”
]
}
}
■RDSスナップショットコピーの制限事項
・China (Beijing) or China (Ningxia) へのスナップショットコピーは不可
China (Beijing) or China (Ningxia)から他リージョンへのスナップショットコピーも不可。
・AWS GovCloud (米国東部) と AWS GovCloud (US-West) の間ではスナップショットをコピー可。
AWS GovCloud (US) リージョンと他の AWS リージョンの間でスナップショットのコピーは不可。
・ターゲットスナップショットが使用可能になる前にソーススナップショットを削除すると、スナップショットはコピーされない場合があります。ターゲットスナップショットのステータスが AVAILABLE になったことを確認してから、ソーススナップショットを削除してください。
・AWSアカウントあたり 1 つのコピー先リージョンに対して最大 5 つのスナップショットコピーリクエストを実行できます。
・コピー元とコピー先のリージョンおよびデータ量に応じて、リージョン間のスナップショットのコピーは完了するまでに長時間かかることがある。
いかがでしたでしょうか。
スナップショットもより高い障害レベルに応じた対応ができるようになりましたね。
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