みなさん、こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。
今日は、Amazon RDS for SQL Serverのアップデートについて、お届けします。
今までは、Amazon RDS for SQL ServerのEnterprise Editionでのみマルチ AZ 設定用に Always On 可用性グループ (AG)が利用可能でしたが、なんとStandard EditionでもAGが利用できるようになりました。
新たな高可用性オプションにより SQL Server におけるエンタープライズグレードの稼働要件を満たすことができます。
■そもそもAGとは
AGは、SQL Server2012から搭載された冗長化のための機能で、複数のSQL Serverのグループ(可用性グループ)を仮想的に1台のSQL Serverに見せ、グループのいずれか1台が正常に機能していれば、接続先からは正常に動いているように見せるという技術です。
従来はミラーリングの機能を利用してMulti-AZ配置が実現されていました。
AGにより「Always on Availability Groups」としてより高可用性が担保されるようになりました。
■AGを使うためには
既存のインスタンスでAGを利用する際には、まずシングル-AZに変更してからマルチAZに改めて変更する必要があるようです。
詳細はこちらをご確認ください。
■どのバージョンに対応しているか
・SQL Server 2019: Standard and Enterprise Editions
・SQL Server 2017: Enterprise Edition 14.00.3049.1 または このアップデート時点の最新マイナーバージョン
・ SQL Server 2016: Enterprise Edition 13.00.5216.0 または このアップデート時点の最新マイナーバージョン
最新情報はこちら をご確認ください。
いかがでしたでしょうか。
Amazon RDS for SQL Serverをご利用の方はぜひ、活用してみてください!
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