AWS System Manager の新機能 Fleet Managerがリリースされました。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-aws-systems-manager-fleet-manager/
AWS Systems Manager Fleet Manager(以下、Fleet Manager)はマネジメントコンソールから、AWSやオンプレミスで動いているサーバを一括管理するための機能です。OSにログインしなくてもファイルシステムの情報の確認やユーザパスワードのリセットができます。
SSM Agentのインストールが利用の条件ですが、Windows、Linux、macOSと各種OSにインストールが可能です。
Fleet ManagerによりAWSおよびオンプレミス環境にある様々なOSを一元的に管理できることになります。
Fleet Managerで実現できること
・インスタンスIDやOSなどインスタンス情報の確認
・ファイルシステム(Linux、Windows共通)
フォルダ構成、ファイル情報が確認できます。テキストファイルの中身を見ることも可能です。
・Windowsレジストリ
Windowsレジストリ情報の確認ができます。さらに、値の修正や削除も可能です。
・Windowsイベントログ
Windowsイベントログの確認が可能です。
・パフォーマンスカウンタ(Linux、Windows共通)
インスタンスのメトリクス情報の確認ができます。
・ユーザとグループ
OSのローカルユーザおよびグループ情報の確認、作成、削除、パスワードリセットができます。
対応リージョン
全リージョンで利用可能です。
Fleet Managerを利用することにより、インスタンスにログインすることなく、ログの確認ができるのは便利ですね。
Fleet Managerを使うと基本的なシステム情報を一括して確認ができるので、ぜひ活用してみてください。