みなさん、こんばんは。サニービュー事業部の小寺です。
re:Invent 2022のキーノートで「AWS Clean Room」のプレビュー版が発表されました。
https://aws.amazon.com/jp/clean-rooms/
AWS Clean Roomsとは
AWS Clean Roomsとは、さまざまな業界の企業が、基になるデータを共有または公開することなく、結合されたデータセットを簡単かつ安全に分析およびコラボレーションできるようにする新しい分析サービスです。
AWS Clean Roomsは安全なデータ クリーン ルームを数分で作成し、AWS クラウド内の他の企業と協力して、広告キャンペーン、投資決定、臨床研究などに関する独自の洞察を生み出すことができます。
AWS Clean Rooms は、クエリ制御、クエリ出力制限、クエリログなど、構成可能なデータアクセス制御の幅広いセットを提供します。これにより、企業は各クリーンルーム参加者が実行するクエリの制限をカスタマイズできます。 AWS Clean Rooms には、厳しいデータ処理ポリシーに準拠するために、クエリが処理されている場合でもデータを暗号化する高度な暗号化コンピューティングツールも含まれています。
この新サービスは、Amazonの新しい AWS for Advertising & Marketing イニシアチブの一部であり、既存の AWS サービス (およびそのパートナーのサービス) を活用して、専用のサービスを提供することを目的としています。
Clean Rooms は、このイニシアチブの最初の主要な新製品です。
AWS の CEO である Adam Selipsky は、本日のキーノートで以下の通り述べています。「クリーンルームを作るのは難しい。複雑な要件は開発に数か月かかり、クリーン ルームを構築したら、新しい協力者やデータ タイプの要求に応えながら、データを継続的に更新する必要があります。」
対象リージョン
AWS Clean Roomsは2023年以降、以下のリージョンでプレビュー版として利用可能となる予定です。
・US East (Ohio)
・US East (N. Virginia)
・US West (Oregon)
・Asia Pacific (Seoul)
・Asia Pacific (Singapore)
・Asia Pacific (Sydney)
・Asia Pacific (Tokyo)
・Europe (Frankfurt)
・Europe (Ireland)
・Europe (London)
・Europe (Stockholm)