こんにちわ。プロフェッショナルサービス事業部の小松です。
みなさん、SageMaker使っていらっしゃいますか?停止し忘れで大量課金が発生していませんか??そんなAWSあるあるの苦い思い出を忘れさせてくれるアップデートが発表されていました!
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/09/amazon-sagemaker-studio-automatic-shutdown-idle-applications/
automatic shutdown
ドメインの設定でJupyterLabおよびCode Editorにてアイドルシャットダウン設定の項目が追加されていました!
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アイドルシャットダウンの項目を有効にすると、ドメイン単位で設定できるデフォルトのアイドルシャットダウン時間を設定することができます。
また、ドメイン単位だけではなく、各ユーザがアイドルシャットダウン時間を個別に設定できるようになるチェックボックスも用意されていました。
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これを設定しておくことで、停止し忘れの課金から解放されることでしょう!
注意点としては、設定を有効にするだけでは効果がないという点です。
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秒じゃなくて分でした。10080分なので168時間です。
自動で停止してくれるのは7日後になります。
このあたりの設定はしっかりと管理して停止し忘れが無いようにしていきましょう。
CodeEditorでも同様の設定が追加されていました。
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オペミスによる無駄な課金が発生しないようにしてくれるアップデートは本当に助かりますね。
とはいえ、さまざまな課金体系をもつAWSでは、不測の料金発生は避けられないことも多いかと思います。万が一不測の料金が発生してもすぐに対応できるように、Billingアラームの設定は忘れずにしておくことをお勧めします!