こんばんわ。プロフェッショナルサービス事業部の小松です。
毎年の事ですが、re:Inventのセッション開放が深夜になるの本当につらいですね…。
セッション開放待ちの間に面白いアップデートがあったので紹介したいと思います。
re:Post Agentなる機能が発表され、投稿された質問に対して即座に生成AIが回答をしてくれるようになりました!
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/09/aws-re-post-agent-generative-ai-powered-virtual-assistant/
re:Postとは
AWSのre:Postは、2021年のre:Inventで発表されたAmazon Web Servicesが提供するQ&Aプラットフォームで、ユーザー同士がAWSに関する質問や情報を共有するための場所です。
主に以下のような特徴があります。
ユーザーコミュニティ
- AWSのユーザーや専門家が集まり、質問や回答を通じて知識を共有します。
- 参加者は他のユーザーの質問に答えたり、自分の疑問を投稿したりできます。
タグ機能
- 質問に関連するタグを付けることで、特定のトピックや技術に関する質問を簡単に検索できます。
- たとえば、特定のサービス(EC2, S3など)や機能に関する質問をタグ付けできます。
投票システム
- 有用な回答には投票を行うことができ、最も役立つ情報が上位に表示されます。
- これにより、質の高い情報を迅速に見つけやすくなります。
公式なAWSサポートとの連携
- AWSのエキスパートが参加し、正確な情報を提供することがあります。
- 公式のドキュメントやリソースへのリンクも提供されており、信頼性の高い情報源として機能します。
検索機能
- 強力な検索機能を備えており、過去の質問や回答を簡単に探すことができます。
- キーワードやタグを使って、特定の情報を迅速に見つけることが可能です。
re:Post Agent
今回発表されたre:Post Agentは、投稿された質問に対して生成AIが即座に回答を返してくれるという機能になります。
どうしてもこの手のQ&Aでは、過去に同様の質問をされていることが多く、本来であれば検索すれば出てくるような質問がなされることがあります。
この場合、AIが回答を返すことで回答者の余計な手間を省略することができ、質問者も即座に回答を得ることができるというWin-Winの関係になるという素晴らしい現象が起きます。
生成したAIの回答に対し、コミュニティメンバーは賛成や反対のフィードバックを投票することができ、生成AIの回答の精度についてもどんどん改善されていく仕組みになっています。
今回のre:Post Agentを活用すると、機密情報等を含まない単なる技術的な質問に関しては、優勝のAWSサポートを利用せずとも re:Post で解決することができるようになってきたように思います。
興味のある方は一度re:Postの活用を検討してみてはいかがでしょうか!