サービス概要
AWSはIaaS領域だけではなく、機械学習やAI領域、セキュリティ、画像認識、衛星放送、コールセンターサービス、ローコード開発など様々な魅力的なサービスを次々と発表しています。
しかしながら、そのサービスを自社のビジネス発展に活用しようとした場合、そもそも自社の様々なIT制約の中で活用することが出来るのか、あるいは、そのサービスを活用することで自社のビジネス発展につながるのか、大きな投資を行う上で事前判断が難しい場合があります。また、IaaS領域においても、全てのシステムがクラウド移行を実現することでビジネス上のメリットを得られるわけではありません。
そこでSunny CloudではAWS社とのパートナリングにより、国内外を含めた先行事例の研究、サービスのトライアルユースによるナレッジの蓄積を行っており、お客様がAWSを活用する上での事前検証(PoC、Proof of Concept)を積極的に支援しています。また、一定の条件のもとに、弊社がAWS社と共にお客様のPoCに対して投資を行い、お客様のコスト負担を最小化しながらPoCを実施することも可能です。
PoC対象サービス
- RDS(Aurora移行)
- S3 / Redshift(データレイク構築)
- Sage Maker(機械学習/AI)
- Forecast(予測ML)
- Personalize(リコメンドエンジン)
- Rekognition(画像解析)
- Connect
- Kendora(ファイル検索)
- Workspaces(仮想デスクトップ)
- Honycode(ローコード開発)
※上記記載のサービスについては、テクノロジーの浸透度等をベースに、常時見直しをかけております。
掲載サービス以外のPoCをご希望の際はお問い合わせください。
PoC事例
事例1
対象AWSサービス:Amazon Personalize(リコメンドエンジン)
- 大量商品(80万点)を販売しているB2B ECサイトにおけるAmazon Personalizeによるリコメンド最適化の実現検証
- 会員データ/購買履歴を用いてデータセットを作成し、機械学習により購買につながるリコメンドが実現できるかを実サイトにおいて検証実施
- 結果的には、会員属性情報の不足からB2Bにおいて期待されるリコメンドが実現できず、Personalizeの利用は断念
- 一方で自社にとって必要なリコメンドロジックが明確になったため、スクラッチでリコメンドロジックを搭載し、ECサイトをリリース
事例2
対象AWSサービス:Amazon Workspaces(仮想デスクトップサービス)
- セキュアな業務環境の実現のため、Amazon Workspacesの導入を検討
- プリンターやバーコードスキャナー等の周辺機器や、自社システム利用が必要だったため、事前にトライアル環境を構築してサービスを評価
- パフォーマンスに一部問題があったものの、セキュリティや周辺機器の活用に関しては大きな問題が無いことを確認
- ネットワーク構成を見直すことで、パフォーマンスも最適化(事前想定構成とは異なる構成に変更して実現)