みなさん、こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。
そういえば、re:Invent 2022に参加させていただいた際に「Amazon Linux 2022」の発表なかったね、という話を周りの方としていましたが、Amazon Linux2のサポート期限が2年間延長され、2025年6月30日に変更になりました。

https://aws.amazon.com/amazon-linux-2/faqs/

※言語を「English」に変えていただくと、赤枠部分で確認できます。

言語が日本語のままだと以下の表示ですが、そのうち変更がされると思われます。

Q:Amazon Linux 2 のサポートはいつ終了するのですか?
Amazon Linux 2 のサポート終了日 (EOL、End of Life) は、Amazon Linux 2022 への移行に十分な時間を提供するために、2023 年 6 月 30 日から 2024 年 6 月 30 日に 1 年間延長されました。
Amazon Linux 2022 の一般利用可能なリリースは、今年の後半に予定されており、5 年間サポートされる予定です。

https://aws.amazon.com/amazon-linux-2/faqs/

このままAmazon Linux2を使い続けても大丈夫?

もちろん、延長サポートが発表されていますので、問題ないです。ただし、サポート期限は無期限になったわけではなく、2025年6月30日という期限付きではあるので、次の移行先OSの選定や検証は必須です。猶予ができたという認識になりますよね。

Amazon Linux 2022はどうなるの??

特に公式での発表はありません。現状では、追加料金なしで利用をすることができます。
AL2022は2021年11月に最初のプレビュー版の提供以降、様々な変更がリリースされています。プレビュー版の過去の変更内容はこちらをご確認ください。

AL2022とFedoraや他OSとの関係については、以下の通りです。Amazon Linux 2022 は、特定の Fedoraのバージョンと直接比較することはできません。 Amazon Linux 2022 GA バージョンには、Fedora 34、35、および 36 のコンポーネントが含まれるとのことですが、一部のコンポーネントは Fedora のコンポーネントと同じであり、一部が変更となっています。他のコンポーネントは、CentOS 9 Streams のコンポーネントと類似性あり、もしくは個別開発となっています。Amazon Linux カーネルは、Fedora とは別に選択された、kernel.org にある長期サポートを受けることができます。

まとめ

今日はAmazon Linux2のサポート期限の延長についてのお話でした。
移行どうしようーって思われていた方も多くいらっしゃるかと思うので、ある意味嬉しい発表かもしれませんね。