みなさん、こんにちは。新人のRenです。AWSでは、年間2,000を超えるバージョンアップや機能改修が行われています。そんな中で最新情報を収集するには手動では到底間に合いません。この、最新情報にはメンテナンス情報や障害情報も含まれます。今回は、最新情報の中でも障害情報について見ていきますが、どのようにして情報を集めたら良いのでしょうか。オフィシャルの情報ではありませんが、大きく3つ情報を集める方法があるので、解説していこうと思います。

Twitterの障害アカウント

まず1つ目は、Twitterの障害アカウントから情報を集める方法です。フォローすることによって、障害に関する最新情報や復旧情報が得られます。アカウントは、東京リージョンのみのものと、全リージョンのものの2つがあります。必要に応じてフォローしておくと良いでしょう。

@awsstatusjp:東京リージョンのみ、日本語
@awsstatusjp_all:全リージョン、日本語

AWSHealth Dashboard

2つ目は「Personal Health Dashboard」というサービスです。使い方としては、AWSコンソールにログインした後に右上のベルのボタンをクリックします。そこから「Personal Health Dashboard」へアクセスが可能です。

このサービスを使うことによって、AWS全体のイベントログを確認することが出来ます。実際に障害が起きていた場合には、Dashboardの「問題を開く」欄に発生中の障害が表示されるので確認することが出来ます。

AWS の最新情報 RSSフィード

また、AWSコンソールとは別に AWS の最新情報としてRSSフィードが用意されており、RSSフィードを登録すると任意の方法で通知を受け取ることが出来るので、利用サービスの更新があった際はすぐに確認することが出来ます。サイトのURLは下記の通りです。

https://aws.amazon.com/jp/new/

 ※RSSフィードとは、「RSS」と呼ばれる書き方ルールに沿って作られたデータであり、ホームページやブログの更新案内のことを指します。サイトが RSS フィードを提供していれば、投稿があると通知が届き、投稿の概要または投稿全文を読むことができます。ブログやオンラインマガジンなど、Webサイトの最新情報を常に入手できる簡単な方法です。

リリースノート

そして3つ目がリリースノートです。他の2つと比べると速報性はありませんが、AWSのリリースノートで最新情報や障害の詳細な原因とAWS側の対策を確認することが出来ます。他にもサービスのアップデート情報等が載りますが、タイミングはバラバラなので、こまめなチェックが必要となります。

AWS Release Notes : http://aws.amazon.com/releasenotes

まとめ

いかがでしたでしょうか。このようなサービスを利用することによって、最新情報を漏れなく集めることが可能となります。AWSを利用するにあたり、最新情報やアップデート情報、障害情報を知ることは、サービスの品質を保ったり、パフォーマンスを向上させたりするのに必要なことであると思います。ぜひこれらのサービスをうまく活用してみてください!