2022/6/18 AWSサポートからリザーブドインスタンス(RI)のアップグレードについては、公式情報がない旨、回答を得ました。本文にも追記しております。

みなさん。こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。
今日はAmazon RDS for MySQLのM3、R3インスタンスタイプのサポート終了が近づいているのでお知らせいたします。

Amazon RDS for MySQLのインスタンスサポート

AWSから、件名「[アクションが必要] M3、R3 インスタンスタイプ Amazon RDS for MySQL データベースインスタンスのサポート終了日が近づいています | [Action Required] End-of-life date is approaching for Amazon RDS for MySQL database instances on M3, R3 instance types [AWS Account: XXXXXXXXXXXX] [AP-NORTHEAST-1]」というメールを受領された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Amazon RDS for MySQLのインスタンスタイプM3、R3については、2023年4月30日までがサポート期限となっています。
そのため、2023年4月30日までに、すべての db.m3 または db.r3 インスタンスタイプを db.m5 または db.r5 インスタンスタイプへアップグレードすることを強くおすすめいたします。

アップグレードを行うにあたっての手順はこちら

※アップグレードにあたっては、検証含めたスケジュールを立てて実行を進める必要があるので、今から検討を進めていただくことをおすすめします。

なお、その他の注意事項については、現状、2022年6月時点ではリザーブドインスタンス購入画面でMySQLのdb.m3及びdb.r3インスタンスの購入ができるようになっています。


アップグレード後のリザーブドインスタンスのサポートについては、正確な情報が入手次第、本コラムからお知らせさせていただきます。また直近5月1日以降にMySQLのM3、R3のリザーブドインスタンスを購入された場合の取り扱いについても同様です。

AWSから以下、回答を得ておりますので、共有させていただきます。2022年6月17日時点の情報です。サポート期限まで1年未満である状況で、該当のRIを1年以上で購入できることについてはお客様へ混乱を招く可能性があることから、無効化について検討をされるとのことでした。※まだ検討中の段階なので、実際の機能実装のスケジュールなどの公表はありません、とのことです。

対象のリソースをお持ちのお客様へはアップグレードに関して更新情報があり次第、通知がされる予定です。

その他のインスタンスのサポートについて

インスタンスタイプのサポートについては、DBエンジン毎に異なっています。
例えば、今回はMySQLのM3、R3のサポートが終了となりましたが、Oracleについては既にサポート終了しています。MySQLは現時点ではサポートが「はい」になっていますが、2023年4月末以降は「廃止」へ変更がされる予定です。

詳細については、こちらから確認をお願いします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。Amazon RDS for MySQL データベース M3、R3 インスタンスタイプをお使いいただいている方はぜひ、アップグレードの検討を進めていただければと思います。

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