みなさん、こんにちは。QuickSight担当のhiroです。
QuickSight ダッシュボードのワンクリック埋め込み(1-click embedding)機能がGAになりました!
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/05/announcing-general-availability-click-embedding-available-amazon-quicksight/
QuickSightとはAWSが提供するマネージドなBIツールで、SunnyCloudでは、QuickSightのサービスデリバリープログラムの認定を受けています。
QuickSightについて、簡単にまとめています。過去記事はこちら。
今までのQuickSight ダッシュボードの埋め込みとは
QuickSight でワンクリック埋め込み (1-click embedding) 機能が追加されました。コーディングや開発なしに、ダッシュボードを公開アプリケーション、Wiki、ポータルに埋め込むことができる機能です。従来の埋め込み機能は、埋め込み用 URLをアクセスのたびに動的に生成する仕組みが必要で、生成するための Lambda や EC2 などのコンピューティングリソースが必要でした。新たに作成されたワンクリック埋め込み (1-click embedding) では、Lambda や EC2 のバックエンドが不要で、より簡単に埋め込みが出来るようになりました。
QuickSight ダッシュボードのワンクリック埋め込み(1-click embedding)の特徴
• 埋め込み用HTMLコードのコピー&ペーストで組み込みが完了します。
ダッシュボードの共有画面からコードをコピーして、HTMLコードを好きなアプリにコピペ
• SDKとAPIを使ったプログラム実装が不要になりました。
• ユーザ認証はQuickSightのビルトイン機能を利用(QuickSightユーザーとフェデレーテッドユーザーのいずれにも対応)
ワンクリック埋め込み(1-click embedding)機能を使うための前提条件としては、Amazon QuickSight Enterprise Editionをお使いいただく必要があります。Standard Editionでのご利用はできません。
今までのAPI埋め込みと比較すると
・1-clock 埋め込み
・簡単で、ナレッジがなくても対応できる
・ダッシュボードの埋め込みにのみ対応、QuickSightのコンソールを埋め込みはできない
・未ログインでアクセスした場合、ポップアップ経由でQuikSightによる認証にリダイレクトされる
・従来の埋め込み
・ 1-click と比べるとナレッジが必要。API周りの挙動とかコード記述をする必要あり
・ダッシュボードを埋め込む以外に、QuickSightのコンソールを埋め込みできる
・ログイン処理をコードに記載して制御できるので、ユーザー側でのログイン処理は発生しない。QuickSightの認証は不要
対象のリージョン
2022年5月のGA時点での対象リージョンは、以下の通りです。
・米国東部 (バージニア)
・米国西部 (オレゴン)
・カナダ (中部)
・アジアパシフィック (ムンバイ)
・アジアパシフィック (ソウル)
・アジアパシフィック (シドニー)
・アジアパシフィック (東京)
・欧州 (フランクフルト)
・欧州 (アイルランド)
・欧州 (ロンドン)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
QuickSightのダッシュボード埋め込みをするハードルが一気に下がる機能ですよね。
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