自社システムのダッシュボード構築
お客様概要
システムインテグレーターのA社様は、創業20年程度の中堅システムインテグレーターです。
お客様課題
A社様では、自社で構築した営業支援システム(SFA)があり、業績予測やパイプライン分析を行いたい際には、システムからデータを一括ダウンロードしてExcel上で加工するオペレーションを実施していました。しかしながら、下記の様な運用課題を抱えていました。
- Excelで操作するためリアルタイム性に乏しく、また、計算ミスやファイルの取り違えが度々発生し、業績予測資料が、社内で信頼に堪えうる資料として利用されづらくなっていた。
- 役員やマネージャーが日次で参照するため、ほぼ毎日アシスタントスタッフによる1~2時間程度のExcel編集作業が発生していた。
- 人事異動や組織構造変更の度に、フォーマットとなるExcelの高度な編集作業が必要となり、営業マネージャーの手を煩わせていた。
使用したAWSサービス
- AWSサービス:Amazon QuickSight、RDS、Glue
ご提案内容
QuickSight上に業績に関するダッシュボードを構築することにより、下記を実現した。
・リアルタイムな業績サマリの表示
・事業単位での目標対差の確認
・キャッシュフローの予測
・営業活動による業績予想変動の把握
・Slackへの業績速報日次投稿
プロジェクト期間
2021/1/01~2021/3/31
導入効果
・ 業績情報可視化の完全自動化により、月間20~30時間程度の業務時間削減
・ 営業状況の可視化による営業社員のモチベーション向上