みなさん。こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。
今日は、CloudWatchの新しいメトリクスについてお伝えします。
CloudWatchでACMで管理する証明書(インポートした物も含む)の有効期限を監視できるようになりました。
■ACM証明書が自動更新されな場合
ACM証明書はほとんどの場合、自動で更新されます。
しかし、以下のケースでは、自動更新がされないので要注意です。自動運用ができないため、有効期限の管理が必要ですよね。
・ACM以外で取得した証明書をインポートしている
・ACM証明書がELBやCloudFrontに証明書が適用されていない
・ACM証明書が適用されているELBやCloudFrontへのアクセスがない
・ワイルドカード証明書を適用している
https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/certificate-fails-to-auto-renew/
■ACM証明書の有効期限を確認するには
(1)CloudWatchメトリクス
今日ご紹介したCloudWatchメトリクスを使います。AWSマネジメントコンソールから、「CloudWatch」サービスへ移動し、「メトリクス」より「ACM」で検索します。
メトリクス名「DaysToExpiry」を選びます。
(2)AWSからのメール通知
ACMを使っているAWSアカウント宛てにメールが届きます。
件名は4パターンあります。特に「Action Required」と件名に含まれている場合、メール本文の詳細を確認する必要があります。
Action Required – Your certificate renewal
証明書の有効期限が近づいています
URGENT Action Required – Your certificate renewal
証明書の有効期限切れまで後わずかです
Your certificate has expired
証明書の有効期限が切れました
Your certificate is renewed
証明書の更新完了時に送付されます
いかがでしたでしょうか。ACMにインポートして証明書を利用されている場合、有効期限の管理に便利な機能ですね。
AWSをご利用いただくには、直接契約するより断然お得。
AWS利用料が5%割引、さらに日本円の請求書による支払いが可能です!