みなさん、こんにちは。サニービュー事業部の小寺です。昨日は日本で2番目となる大阪リージョンが発表されましたね。東京リージョンとの連携により、よりセキュアな環境構築ができるようになり、これからが楽しみです。
ところで、機械学習(ML)サービスをご利用されていますか?
今日は、「AWS re:Invent 2020」で紹介された「Amazon Lookout for Vision」について、お届けします。
今までは、プレビュー版での提供でしたが、東京リージョンでも一般提供が開始されました。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-lookout-for-vision-tokyo-ga/
■Amazon Lookout for Visionとは
機械学習サービスで、画像による欠陥品検出(異常検知)を行います。
早速ですが以下の画像から、欠陥がある回路基板を見つけられますか?
私は最初、よく分からなかったです。
Amazon Lookout for Visionを使うと簡単に異常を発見することができます。
特筆すべきポイントは、「few-shot learning」と呼ぶ手法を採用したことで、最低30枚(最低20枚の正常と最低10枚の異常)の画像を用意すればモデルの学習を始められるようになりました。
機械学習の専門的なナレッジがなくても、製品の画像データがあれば異常を検出するモデルを作ることができます。
■対応リージョン
米東部(バージニア北部)
米東部(オハイオ)
米西部(オレゴン)
ヨーロッパ(アイルランド)
ヨーロッパ (フランクフルト)
アジア太平洋(東京)
アジア太平洋(ソウル)
いかがでしたでしょうか。
従来の異常検知システムは高価で設置に時間がかかる専用カメラが必要になるなど、導入の際にハードルがありました。
Amazon Lookout for Visionは安価なカメラでも利用可能とされています。また従来のシステムは自然光の変動などの環境変化の対応が難しいという点がありますが、Amazon Lookout for Visionは環境の変化にも対応していくようです。
異常検知のMLについて、既に導入検討されている方はぜひ試してみてください!
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