久しぶりの投稿になってしまいました。プロフェッショナルサービス事業部の小松です。
今年もre:Inventに参加致します!
当社は6名の参加となります。現地で見かけた際はお気軽にお声がけいただければと思います!
今回はre:Inventに参加するにあたっての事前情報についてポストしてみようと思います。(今更で申し訳ありません。最悪、来年の参考にしてください…)
re:Inventとは
改めて説明する必要がないかもしれませんが…、 毎年11月末から12月初旬にかけてラスベガスで開催される、AWSが開催する世界規模のカンファレンスです。
2023年に開催された去年のre:Inventでは5万人を超える人が各国からラスベガスに集まり、日本からも1700人以上の人が現地参加をしています。また、オンラインでの参加人数は30万人を超えると言われています。
簡単に例えると、日本で夏に開催されるAWS Summitの全世界版というイメージですが、とにかく規模が段違いです。 開催されるセッション数はSummitが150以上とされていますが、re:Inventでは2000以上となっています。
開場はラスベガスのホテル6会場を貸し切り状態として開催しており、一番北端の会場であるEncoreから南端のMandalayBayまで、約5kmあります。山手線で3~4駅分くらいの距離ですかね…。
各会場では、いくつかのタイプに分類されたセッションが開催されていて、好きなセッションを予約して参加するわけですが、ポイントとなる代表的なセッションタイプをお勧めの順番で簡単に紹介しておきます。
Keynote
いわゆる基調講演です。月曜日の夜に開催されるMonday Night Liveに始まり、木曜日の朝まで毎朝開かれるメインセッションになります。
新サービスの発表などはこのKeynoteで発表されることが多く、良い席を確保しようと長蛇の列ができます。(列といっても広い待機部屋に押し込んでいく感じですが…。)
良い席を確保したい場合は1時間以上並ぶことが必須となるセッションになります。
必要英語力:★
開場には同時通訳用の翻訳機が準備されています。数に限りはありますが、この翻訳機があれば英語力は特に求められません。
GameDay / Jam
日本のSummitやイベントでも時々開催されるチーム学習形式のセッションになります。3~4名でチームを組んで指定された課題に取り組み、スコアを競うような形で行われます。新しいサービスや分野について実践的に学ぶことができるお勧めのセッションになります。
セッション1つで4時間の枠が消費されるので、他のセッションをだいぶ削る必要がありますが、現地でしか味わえないものなので積極的に参加したいところです。
毎年人気のセッションとなっていて、公開してすぐに満員になってしまうのですが、今年は公開タイミングがずれていたため、争奪戦にはなっていなかった模様です。
人数調整は現地のスタッフがやってくれるので、1名でも参加可能です。
必要英語力:★~★★★★
チームメンバー次第で必要な英語力が変わってきます。英語に自信がない方は日本のチームメイトを探しましょう。
課題は英語で出題されますが、DeepL翻訳やGoogleLensなどが一撃解決してくれるのでさほど問題にならないでしょう。
一人で乗り込むときは世界のエンジニアとのコミュニケーションが必要になりますので、ハイレベルな英語力が求められると思っておきましょう。
Workshop
いわゆるハンズオンセッションになります。
過去に公開されているサービスのハンズオンだけではなく、このre:Invent期間中に発表された新サービスについてのハンズオンも開催されることがあります。
誰よりも早く新サービスに触れることができ、サービスを開発したAWSのエンジニアに質問をしたりすることができます。
基調講演中に発表されたサービスから順次セッションの予約が解放されていったりするので、このワークショップを予約するのは一苦労。予約が取れなくても1時間半くらい並べば参加できる可能性も残っているのであきらめるな!
必要英語力:★★
出される課題(Webページ)を読めればOK。もちろんブラウザやプラグインの翻訳ツールが使えるので何も怖くない!
ただし、セッションの説明はもちろん英語で、行き詰ったときの質問も英語になるので、筆談含めてコミュニケーションが取れるとベター。
Breakout session
よくあるタイプになりますが、スピーカーが特定のトピックについて語る講義形式のセッションになります。業界カットやサービスカット、レベル別で様々なセッションが用意されているので、空き時間に自分の好きなセッションをのぞいてみるのがよいと思います。
多くのセッションがオンデマンドで見ることができる内容になりますので、現地で積極的に参加するというよりは、間を埋める感覚で参加するのがお勧めです。
必要英語力:★★★
基本的には翻訳機はありません。一方的に話を聞くことがメインになるので、ヒアリング力が試されます。前の方でスマホがクリアに音声を拾えるようであれば翻訳アプリがお手伝いしてくれるかもしれません。
他にも、Chalk talkやLightning talkなどもありますが、代表的なタイプを必要英語力とともに紹介してみました。
今回はイベント概要の説明という事で以上にしたいと思います。
今後、参加するための事前準備、現地の歩き方などをアップ予定です!