こんにちわ。プロフェッショナルサービス事業部の小松です。
AWS Backup で 論理的にエアギャップのあるボールト機能が一般公開となりました。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/08/general-availability-aws-backup-logically-air-gapped-vault/
logically air-gapped vault
論理的にエアギャップのあるボールトは、バックアップのコピーが保存されて、RAM(AWS Resource Access Manager)を利用して共有ができる仕組みになります。
実際にボールトを作成して共有してみましょう。
まず、論理的にエアギャップのあるボールトを作成します。
次に、アカウント共有の項目から共有の管理をクリックしてRAMに移動します。
RAMに遷移したら、リソース共有を作成していきます。
任意のリソース共有名を入力したら、リソースオプションから「バックアップボールト」を選択すると、先ほど作成したボールトを選択できるようになります。
今回はマネージド型アクセス許可を関連付けていきます。
共有したいアカウントIDを入力して…
確認したらリソース共有の作成をクリックします。
共有先のアカウントでRAMにアクセスすると、リソース共有の招待が確認できます。
内容に間違いがなければリソース共有を承認しましょう。
承認したら、AWS Backupのボールトから共有されたボールトが確認できるようになります。
これで、いちいちバックアップのコピーをすることなく、コピー元のアカウントから直接復元ジョブを開始することができるようになります。
コピー不要なため、バックアップ領域のコスト削減にも寄与するアップデートになるかと思います。いま一度バックアップ戦略を見直してみてはいかがでしょうか!