おはようございます、小寺です。
今日はラスベガスからの移動です。多くの発表を消化しきれていないのすが、
本記事では、新サービス「Amazon CloudWatch Application Signals」について簡単にお伝えします。
どんなサービスなの?
AWS上でアプリケーションを自動的にモニタリングして運用を簡単にしてくれる新機能です。Amazon運用されている数千のアプリケーションから得られたベストプラクティスに基づくサービスです。
CloudWatch Application Signalsは、事前に構築されたダッシュボードを使用して、各アプリケーションのボリューム、レイテンシー、エラーなどの標準化されたメトリクスを提供します。
メトリクスを詳細に調べることができ、エラーになった相関するメトリクスのログとトレースを行うことで、問題解決までの時間が速くなります。
さらに、今までなかった「SLO」を作成する機能があります。重要な問題に優先順位を付け、SLO を継続的に微調整してビジネス KPI との相関を高めることができます
Application Signals はアプリケーション パフォーマンスの包括的なビューを見ることができます。重要な API とユーザー インタラクションを監視する CloudWatch Synthetics と実際のユーザー パフォーマンスを監視する CloudWatch RUM からの追加のパフォーマンスのシグナルの統合もできます。
実際に有効にしてみると
Application Signals を有効にすると、自動的にサービスを検出し、リクエストの量やレイテンシのスパイク、API や依存関係の可用性の低下などのアプリケーション メトリクスの標準セットを生成してくれます。
検出されたすべてのサービスとそのゴールデン メトリクス (リクエストの量、遅延、障害およびエラー) が、[サービス] ページとサービス マップに自動的に表示されます。
サービス マップからサービスがヘルシーかどうか、操作、依存関係、および操作と依存関係の間のすべての呼び出しパスをGUIから明示的にわかるようになります。
対象リージョン
以下が対象のリージョンです。
・US East (N. Virginia)
・US East (Ohio)
・Europe (Ireland)
・Asia Pacific (Sydney)
・Asia Pacific (Tokyo)